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岸田繁とくるりとギター。
くるりの音楽を思い浮かべた時、皆さんの脳内にはどんな音が鳴り響くだろうか。美しいオーケストラ? トランペットなどの管楽器? はたまたエレクトロニック・サウンドや民族楽器の響き? 人によってそれぞれだろうが、本誌は声高に言わせてもらおう。くるりの音楽はずばり、ギターだ!!!!
七色のサウンドを持つくるりの中で、これまた七色の表現で魅せるギター・サウンドこそがくるりの肝なのである。トリオ編成の原点回帰的な新作『感覚は道標』、およびその制作を追った『くるりのえいが』も、彼らがギター・バンドであることが改めて伝わる内容だった。くるりのギタリスト=岸田繁は、シンガー&ソングライターとしての側面に光が当たりがちだが、1人のギター弾きとしても確固たる存在感を持つ人物である。独自のコード・ワークによるバッキング然り、ロック・スピリット満載のリード・プレイ然り......。そんな岸田の演奏が、くるりをずっと躍動させ続けてきたのだ。そこで今回は、岸田とくるりのギターを徹底的に掘り下げる初の表紙巻頭特集をお届けする。シンガーでもソングライターでもなく、「ギタリスト=岸田繁」のみに焦点を当て、多方面から迫ってみよう。
・版型:A4変
・JANコード:4910029331237
・出版年月日:2023/12/01
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ギターマガジン 2023年12月号 / リットーミュージック
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