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●表紙&Artist Close-up 長原幸太
今号は、ヴァイオリニストの長原幸太です。
読売日本交響楽団のコンサートマスターの他、ソロや室内楽、音楽祭オーケストラの客演コンサートマスターとしても活躍する彼は、去年40歳になったばかり。日本を代表するコンサートマスターになったと言っても過言ではないでしょう。
順風満帆にキャリアを重ねてきたように見える彼ですが、なかなか波乱万丈の青春時代を送ったようで、とてもおもしろい話が聞けました。
広島生まれの長原は中学時代まで、大阪の小栗まち絵に師事していました。彼女に出会ったからこそヴァイオリニストになると決意したといいます。その後、東京藝大附属高校、東京藝大で澤和樹に師事しました。だが高校に入学した年に右腕、左腕と両方骨折。ほとんどヴァイオリンが弾けなくなりました。しかし17歳で、「リハビリも兼ねて」受けたという日本音楽コンクールで当時の最年少優勝を果たします。藝大2年生の時にはジュリアード音楽院に留学してロバート・マンに師事しますが挫折。ヴァイオリンをやめた時期もあったそうです。スタジオミュージシャンや路上ライヴもやりました。
それでも22歳で大阪フィルのコンサートマスターに抜擢され、20代のほとんどはそこで活動しました。その後フリーランスを2年間経験して、2014年10月に読売日本交響楽団に入団しました。最後に聞いた彼の夢もとても素敵なものでした。12月には10年ぶりの自主リサイタルを田村響(ピアノ)と公演します。
●特集 エンジョイアンサンブル
弦楽器を演奏して何が楽しいかと言えば、やはり合奏に尽きるでしょう。
ソロやデュオ、室内楽ももちろん楽しいですが、弦楽合奏やオーケストラで、偉大な作品を演奏できることは、音楽をする醍醐味。
今回の特集では、“指揮者のいない”アンサンブルに主に焦点を当てました。
指揮者の有る無しでいったい何が違うのか、いろいろ興味深い話が聞けました。さらにヴァイオリン教室のジュニアオーケストラ、大人の音楽教室のアンサンブルなど、プロとは次元の違うレベルでも、“アンサンブルの楽しさ”はいくら語っても語り尽きませんでした。
矢部達哉&トリトン晴れた海のオーケストラ/硬派弦楽アンサンブル「石田組」座談会/江頭佳奈(パリ室内管弦楽団)/森悠子(長岡京室内アンサンブル)/アルル音楽教室「アンサンブルf」/MAROのアンサンブル曲演奏法 シベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ/絶対弾きたい弦楽合奏曲22/長崎OMURA室内合奏団/西谷国登 ユースアンサンブルの世界/Ensemble MP/アンサンブルにおけるコントラバス
他にも盛りだくさんの内容です。
・版型:AB
・JANコード:4910041831227
・出版年月日:2022/12/01
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サラサーテ 109 / せきれい社
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