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イタリアの作曲家レスピーギの代表作である「ローマ三部作」の中で、最も華やかで重厚な音楽である「ローマの祭」をピアノデュオ《176》(アン・セット・シス)の二人が2台ピアノ用にアレンジしたもの。技巧と体力が必要であるが、2台ピアノのレパートリーはまだまだ少ないが、オーケストラの煌びやかなサウンドが2台ピアノでどう表現されるのかとても興味深い一冊である。
「ローマの噴水」は2020年7月、「ローマの松」は2020年11月に出版予定である。
<まえがき>
山中惇史、高橋優介によるピアノデュオ《176》(アン・セット・シス)です。88鍵×2台の由来からの出来たユニット名です。
私たちは共に、演奏と創作の双方で活動しています。数年前から存在は互いに知ってましたが、2018年の仙台クラシックフェスティバルで初対面し(なんと楽屋が隣だったのです!)意気投合、すぐに何か一緒に出来ないだろうかと話しました。我々にしか出来ないことをやりたいという思いから、2台ピアノでは前例のないレパートリーを探し、自らの手で編曲し演奏することを思い立ちました。
その第一弾がこの『レスピーギ/ローマの祭』です。2人で楽譜を書いては弾き、意見を出し合い推敲し改訂していく。この作業を幾度となく繰り返しました。お互い個々にはない発想がどんどん飛び出す様に出てきて、楽しくそして興奮した時間だった事を思い出します。
続けて『ローマの松』『ローマの噴水』も新しく書き(2020年内に出版予定)、2020年11月25日に東京・紀尾井ホールにて、「ローマ3部作」をプログラムに演奏会を開催しライブレコーディング(発売日未定)もする予定です。
敬愛してやまないレスピーギ、この異次元なまでにほとばしるオーケストラの色彩をピアノで演奏出来る喜び、そしてこの新しい2台ピアノのレパートリーが世界に広がる事、心から嬉しく思っています!
山中惇史・高橋優介
・版型:菊倍判
・総ページ数:72
・ISBNコード:9784760907328
・JANコード:4962864907320
・出版年月日:2020/05/01
【収録曲】
・Circenses(チルチェンセス)
作曲:O.レスピーギ 編曲:山中惇史・高橋優介
・Il Giubileo(五十年祭)
アーティスト:? ? ?
作曲:O.レスピーギ 編曲:山中惇史・高橋優介
・L’ Ottobrata(十月祭)
アーティスト:? ? ?
作曲:O.レスピーギ 編曲:山中惇史・高橋優介
・La Befana(主顕祭)
アーティスト:? ? ? ? ?
作曲:O.レスピーギ 編曲:山中惇史・高橋優介
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レスピーギ 2台ピアノのための ローマの祭 / カワイ出版
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