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内容
歴代編曲家シングル総売上2位!
船山基紀が綴るヒットの極意
歴代編曲家シングル総売上2位(オリコン調べ)。「勝手にしやがれ」(沢田研二)「迷い道」(渡辺真知子)「恋人よ」(五輪真弓)「Romanticが止まらない」(C-C-B)「淋しい熱帯魚」(Wink)「ジェットコースター・ロマンス」(KinKi Kids)などを手がけ、現在も第一線で活躍する船山基紀の半生記。70年代に歌謡曲およびニュー・ミュージック系のシンガーを数多く手がけ、時代の音を確立。80年代にはフェアライトCMIを導入し、コンピュータを使った新しいスタイルのサウンドで中山美穂、Wink、荻野目洋子、森川由加里など80年代アイドルの全盛期を築いた。さらには、華やかにショーアップされたジャニーズ作品においてもその手腕を発揮。田原俊彦、少年隊、TOKIO、SMAP、KinKi Kids、嵐、Sexy Zone、など歴代のジャニーズ・グループの編曲を数多く手がけてきた。ロング・インタビュー、関係者の証言などで、船山のアレンジの手法と魅力を明らかにしていく。
【CONTENTS】
◎船山基紀半生記
◎対談
羽島亨×船山基紀
増崎孝司×船山基紀
◎インタビュー
渡辺真知子
木崎賢治
◎論考
船山アレンジの音楽的特徴と歌謡界への貢献
◎編曲作品リスト
著者プロフィール
船山 基紀(ふなやま もとき)
1951年、東京都目黒区生まれ。中野区立谷戸小学校、中野区立第三中学校を経て、早稲田大学高等学院から早稲田大学政治経済学部経済学科中退。幼い頃から譜面と地図が大好きで、中高は吹奏楽、大学からは早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラでリードアルトサックス、コンサートマスターを担当。大学3年の時アルバイトで始めたヤマハ音楽振興会でのポピュラーソングコンテストの仕事で編曲の基礎を学ぶ。74年よりフリーの作編曲家として本格的に活動を開始し、77年には沢田研二の「勝手にしやがれ」で日本レコード大賞を受賞。中島みゆき「時代」、五輪真弓「恋人よ」、渡辺真知子「迷い道」などニュー・ミュージックを代表する作品を手がけていく。
82年よりL.A.に拠点を移し、そこで出会った「フェアライトCMI」デジタル・シンセサイザーに衝撃を受け、帰国後、来るべき自宅録音の先駆けとしてこれを導入。以降Wink、中山美穂、荻野目洋子、森川由加里など、80年代アイドルの全盛期を築く。特に筒美京平氏作品の編曲は氏の編曲者中一番数多く、レコード大賞を始め数々の賞を受賞した。
また、1980年代の田原俊彦、少年隊に始まり1990年代のSMAP、KinkiKids、2000年代のTOKIO、嵐、SexyZone、ABC-Zなど歴代のジャニーズ・グループの編曲を手がけてきた。舞台では「SHOCK(堂本光一)」「Playzone(少年隊)」「滝沢革命(滝沢秀明)」など、ジャニーズ・ミュージカルの代表作の音楽制作も担当している。2015年にはジャニーズ作品の集大成として、近藤真彦の35周年記念アルバム全24曲の編曲を手がけた。
2014、15年にはJフュージョン界の大御所ギタリスト、増崎孝司との双頭コンボ、「Moto & Masu」で『Lawn Boys go to Manhattan』『Te Quiero』の2枚のアルバムを発表。
・版型:A5
・総ページ数:344
・ISBNコード:9784845634293
・出版年月日:2019/10/10
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ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代 / リットーミュージック
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