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内容
稀代の名ドラマーが語る、80年代名盤の裏側
国内屈指の名ドラマー、村上'ポンタ'秀一が自身の参加した70年代名盤について語った『俺が叩いた。』(2016年刊)の続篇。才気あふれるミュージシャン集団によるヘッド・アレンジ黎明期を経た著者が、多様化する80年代音楽シーンに関わったアーティストと、名盤の数々を語る。
◎登場するおもなアーティストとアルバム
Wha-ha-ha『死ぬ時は別』『下駄はいてこなくちゃ』
山下洋輔『寿限無?山下洋輔の世界VOL.2』『PICASSO』
角松敏生『SEA BREEZE』
大空はるみ『はるみのムーンライトセレナーデ』
EPO『Vitamin EPO』
村上'ポンタ'秀一『PADANG RUMPUT』『THE RHYTHM BOXER』
渡辺香津美『MOBO倶楽部』『桜花爛漫』
井上陽水『クラムチャウダー』
泉谷しげる『吠えるバラッド』
沢田研二『彼は眠れない』
村上'ポンタ'秀一
デビュー45周年のスペシャル・ライブ「音楽境地」が開催!
2018年4月6日(金)
中野サンプラザホール
村上'ポンタ'秀一のデビュー45周年を記念し、4月6日、中野サンプラザにてスペシャルなライブ「音楽境地」が開催される。'奇跡のJAZZ FUSION NIGHT'のサブ・タイトルどおり、ゲストには角松敏生、高中正義、渡辺香津美らを迎え、一夜限りのプレミアム・セッションが行なわれる。また、村上'ポンタ'秀一Special Bandでは、松岡直也、深町純、大村憲司など、ポンタゆかりのアーティストの名曲も披露されることになっている。詳細はオフィシャルサイトをチェック!
ttp://www.fujipacific.co.jp/ponta_45thspeciallive/
著者プロフィール
村上“ポンタ”秀一(むらかみ ぽんた しゅういち)
1951年1月1日兵庫県生まれ。1972年“赤い鳥”に参加し『美しい星』、『祈り』、『書簡集』に力演を残す。その後は大村憲司らと五輪真弓のバック・バンドを経て、スタジオ・ミュージシャンとして、井上陽水、渡辺貞夫、深町純、山下達郎、吉田美奈子、坂本龍一、矢野顕子、矢沢永吉、沢田研二、さだまさし、山下洋輔、忌野清志郎、泉谷しげる、EPO、角松敏生、氷室京介、尾崎豊、DREAMS COME TRUEを始め、数えきれないほどのレコーディングやライブに参加。その数ゆうに14,000曲を越える。93年からリーダー・バンド“PONTA BOX”で活動しモントルー・ジャズ・フェスティバルにも出演。音楽活動の節目には敬愛する共演ミュージシャンをゲストに招き『Welcome To My Life』、ラミングとインプロヴァイズした問題作『Rhythm Designer』でも無尽蔵の創造力を証明した。現在も年間200本にも迫るライブを行ないつつ、サウンド・プロデューサーとしても活躍している。
編集担当より一言
前作『俺が叩いた。ポンタ、70年代名盤を語る』の続篇ということで、今回は80年代の参加作品について語っていただきました。シンセサイザーが爆発的に広まり、レコーディング方法も劇的に変化したことが、ポンタさんの話から知ることができます。自身のアルバム『PADANG RUMPUT』での“床を叩いたり、ビニール椅子を叩いたりして、本物の楽器を使ったのはスネアとハイハットくらい”なんていう記述があったりして、ドラマーだけでなくエンジニア的な側面でも楽しめる部分がたくさんあると思います。
個人的には80年代がドンズバに青春時代(!?)だったので、泉谷しげるさん、尾崎豊さん、氷室京介さんなどとの共演話が興味深くて、「そうだったのか!」と古いCDを引っ張り出して聴き直す。そんな楽しみもあるのかなと。
今も全国の会場でドラムを叩き続け、常に新しいものを探してトライするポンタさんですから、このシリーズは恐らく「2050年代を語る」まで増えます(笑)。(ギター・マガジン書籍編集部/藤井徹)
・版型:A5
・総ページ数:272
・ISBNコード:9784845632060
・出版年月日:2018/02/23
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続・俺が叩いた。ポンタ、80年代名盤を語る / リットーミュージック
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