商品説明
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本作は1915年(大正4年)8月30日にスケッチを完成させ、11月6日にオーケストレーションを仕上げた後、同年12月12日に帝国劇場における「御大典奉祝/東京フィルハーモニー会管弦楽大演奏会」で初演された。さらに同19日にも同じ帝国劇場の「東京フィルハーモニー会管弦楽部/第6回月次公開試演音楽会」で再演されている。
山田耕筰は国歌としてのみならず、《君が代》の楽曲そのものをこよなく愛していたようで、交響曲「かちどきと平和」の第1楽章のアレグロ主題は《君が代》をモティーフにしたものと言われる。1921年に書かれたピアノ曲集《夢の桃太郎》の第6曲「凱旋」でも《君が代》の旋律がそのまま用いられている。
《御大典奉祝前奏曲》ではタイトルに「《君が代》を主題とせる」とあるように、様々な部分で《君が代》のモティーフが形を変えて登場する、変奏曲風の構成となっている。その一方で、本作は悠久の歴史を有する日本そのものを描いた交響詩としての性格も持っており、1921年に作曲された交響曲《明治頌歌》の前身的な作品であるともいえる。
(校訂:久松義恭)
〜本書掲載文より一部抜粋
・版型:B5
・総ページ数:48
・ISBNコード:9784865443448
・出版年月日:2021/06/10
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山田耕筰 御大典奉祝前奏曲〜君が代を主題とせる〜 / 東京ハッスルコピー
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