商品説明
詳細情報
★冊子・・・A5サイズ 20ページ
・リコーダーパート譜
・伴奏譜(スコア)
・曲目解説
・アルトリコーダー運指表
★CD・・・1枚
収録内容
(1)各楽章につきモダンピッチ(A=440Hz)の伴奏
(2)各楽章につきバロックピッチ(A=415Hz)の伴奏
(3)各楽章につきリコーダーの演奏を合わせた演奏例
(4)ボーナストラックとして各楽章につき(1)と異なるテンポによる伴奏をいくつか収録
※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源使用)
★解題★
フランス国立図書館(BnF)に、「ペジブル氏のソロ」と題された写本があり、そこにJ.ペジブルの通奏低音つきソナタ16曲(ほかに無伴奏二重奏曲など)が収められています。他にもペジブルのソナタの手書き譜はいくつかみつかっていますが、今のところBnFの写本の所収曲と重複する曲ばかりのようです。そこで、BnF写本で付されている通し番号を「ペジブルのソナタの番号」として用いることにしました。
★解説★
5つの楽章から成り、変化に富む内容です。気品のある快活さに魅せられる名品です。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。長い吹き伸ばしから始まり、ゆったりと歌っていきますが、ところどころリズムに変化があって洒落ています。陰影の濃い、すばらしい歌謡楽章です。
第2楽章はプレスト(速く)、2分の2拍子です。活発なテーマで始まり、激しく転調しながら小気味よく進みます。やがてクライマックスを迎えると32分音符も取り入れて華麗に決め、そのあとは、おそらくかなり自由に奏する部分に入ります。そして最後はアダージョに落として、ハ短調から、なんと変ロ短調に滑り込んで楽章をしめくくります。ペイジブルの面目が躍如とした圧巻の楽章です。
第3楽章はアレグロ(快活に)、4分の6拍子です。調子がよくてうきうきするかと思うと、ふと短調の影が差したり、くるりと転調して景色を変えたりと、自由自在な音楽の進行が楽しい。
第4楽章はラルゴ(広びろと)、4分の3拍子。変ホ長調で静かに歩み始めて、間もなくひろびろとした景色が広がったかと思うと、陰が差してきて、しばらく短調に傾き、緊張した雰囲気になります。そして静かに明るんで収束に向かいますが、最後は変ロ長調に入って結びます。不思議な魅力をたたえています。
第5楽章は再びプレストで、4分の6拍子。平明な感じのテーマで始まります。低音が少し遅れて模倣してくるのが楽しく、自在に調を行き来しながら進んでいくと、絶妙のシンコペーション、そしてハッとされられる意外な和声によって終止を導き、サッと音楽を切り上げる簡潔な語り口は心憎いばかり。
リコーダー: 石田誠司 (全音1500BN使用)
通奏低音(電子楽器): 石田誠司
※カッコ内の表示は「指回り難度」です。
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−2)
第3楽章(C−1)
第4楽章(B−2)
第5楽章(C−1)
・版型:A5
・総ページ数:20
・ISBNコード:9784862667359
・JANコード:4571325248195
・出版年月日:2019/08/01
【収録曲】
・ソナタ 第2番 変ホ長調
作曲:ペシブル
※収録順は、掲載順と異なる場合がございます。
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RG−213ペジブル ソナタ 第2番変ホ長調 / リコーダーJP
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