商品説明
詳細情報
「ああ、ブラームスは最後にこんな光を見せてくれるのか」
ドイツから日本へ──
ひとりの音楽家が奏でた類なき人生の物語。
ドイツの名門、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の
第1コンサートマスターを長年つとめたのち、日本に移住。
霧島国際音楽祭を創設し、新日本フィルハーモニー交響楽団への客演など
旺盛な演奏活動を展開するとともに、
東京藝術大学客員教授として後進の育成に後半生を捧げた
不世出の音楽家ゲルハルト・ボッセ(1922?2012)。
その音楽人生を、彼自身の言葉を描線として紡ぎ出す。
心の奥深くに余韻を残す珠玉の回想録。
解説:那須田務
プロフィール
菅野美智子(すがの・みちこ)
大阪音楽大学短期大学部(ピアノ専攻)でアルント・ドルゲに師事。ドルゲ主催の「ドイチェ・ピアニステンシューレ」で早期音楽教育を担当。日本テレマン協会室内合唱団、松陰室内合唱団で歌いながら、1983年から霧島国際音楽祭の通訳を務める。1993年ゲルハルト・ボッセと結婚。以来ボッセの教授活動および指揮活動を通訳として支えた。ボッセの没後は、ボッセが音楽監督を務めた神戸市室内管弦楽団でミュージック・アドヴァイザーを務めている。
CONTENTS
はじめに
雨の歌
リンツ中央駅一九四三年
四つの厳粛な歌
藝大官舎の住人たち
十二月の頌歌
ヒヤシンスのころ
月夜の翼
雪の記憶
歌う男
グライツの公園で
中国の花瓶
父と子の探しもの
ドアノーの窓から
作品61をめぐる備忘録
ガラスを吹く人
惜別の譜──(一)薔薇の別れ
(二)主よ、あなたの優しい天使に
(三)ト短調、去りゆくまなざし
(四)あすの朝(モルゲン)
レクイエム
ヴォーカル・シンフォニー
エピローグ──音を知る人──
ゲルハルト・ボッセの人と芸術(那須田務)
ゲルハルト・ボッセ年譜
・版型:四六判
・総ページ数:392
・ISBNコード:9784865591965
・出版年月日:2019/01/23
商品レビュー
レビューを投稿する
雨の歌 ゲルハルト・ボッセ、その肖像のための十八のデッサン / アルテスパブリッシング
評価 | 必須 |
星をクリックして入力してください |
---|---|---|
ニックネーム | 必須 | |
タイトル | 必須 | |
コメント (200文字) | 必須 |
※コメントは承認制です。表示に時間がかかる場合があります。
※いただいた投稿の中に、不適切な表現がある場合は表示されません。
※ニックネーム・コメントに個人情報は記入しないでください。
※商品ページが削除された場合、投稿したコメントは削除されます。
カテゴリ名
ブランド名