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細川俊夫が2011年から2013年までの間に作曲した、ピアノのための《エチュード》全6曲を収録。各曲では、その副題が象徴的に表しているように、それぞれの作曲のうえでのアイデアと細川の美学が明確に表現されている。技巧的要求も充分に高い《エチュード》は、演奏会用ピアノ音楽の新たなレパートリーとなるだろう。第1曲は2011年に第58回ブゾーニ国際ピアノコンクールの本選課題曲として作曲され、2012年に改訂された後、伊藤恵が改訂版の初演を行った。第2曲は中電不動産株式会社の委嘱によって作曲され、小菅優によって初演されている。第3曲から第6曲はルツェルン音楽祭、東京オペラシティ文化財団、ウィグモア・ホール(ホフマン財団のアンドレ・ホフマン氏から助成を受けて)の共同委嘱によって作曲され、児玉桃が2013年11月にルツェルン・ピアノ音楽祭で初演を行った。同演奏会で児玉は全6曲を演奏している。
収録曲
?エチュード I —2 つの線— (2011/2012)[ca. 5’15””]
?エチュード II —点と線— (2012)[ca. 7’00””]
?エチュード III — 書(カリグラフィー)、俳句、1 つの線— (2013/2014)[ca. 2’10””]
?エチュード IV —あやとり、2 つの手による魔法(呪術)、3 つの線— (2013)[ca. 9’30””]
?エチュード V —怒り— (2013)[ca. 3’30””]
?エチュード VI —歌、リート— (2013/2014)[ca. 5’00””]
・版型:菊倍判
・総ページ数:60
・ISBNコード:9784890664849
・出版年月日:2016/08/30
【収録曲】
・エチュード I —2つの線—
作曲:細川俊夫
・エチュード II —点と線—
作曲:細川俊夫
・エチュード III — 書(カリグラフィー)、俳句、1つの線—
作曲:細川俊夫
・エチュード IV —あやとり、2つの手による魔法(呪術)、3つの線—
作曲:細川俊夫
・エチュード V —怒り—
作曲:細川俊夫
・エチュード VI —歌、リート—
作曲:細川俊夫
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SJ1180 細川俊夫〈エチュード1−6〉ピアノのための / ショット・ミュージック
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