商品説明
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ラフマニノフの生涯を追いながら、その(ほぼ)全作品と録音を紹介する。よく知られたピアノ作品だけでなく、歌曲、オペラ、合唱曲、思索的な《鐘》、宗教曲ふうの大作、晩年の交響曲や《交響的舞曲》等、知られざる名曲の魅力に詳細に切り込む。大曲については各楽章に分けて解説。平易な楽曲分析も加えている。また、同時代の音楽家、友人や家族、女性等との関係も描く。詳細な索引付き(ラフマニノフ作品、その他の作曲家の作品、人名)。本書は、ラフマニノフ没後60年を迎えた2003年の前後から書き始められ、初版の刊行は2005年、翌年にはペーパーバック版が続いた。作曲家、演奏家、指揮者の全3分野におけるラフマニノフの活動を網羅的に記した点で、他のラフマニノフ伝記と一線を画し、ロシア本国でも高い評価を得ている。元英国『タイムズ』紙の音楽批評家によるラフマニノフ「大事典」。
著者から読者の皆様へ
第1章 音楽家誕生前の情景
第2章 家族の崩壊
第3章 ズヴェーレフとモスクワ
第4章 作曲の開始
第5章 ズヴェーレフとの断絶
第6章 イヴァーノフカへ
第7章 さらなる作曲作品
第8章 卒業に向けて
第9章 《アレコ》と音楽院卒業
第10章“フリー・アーティスト”としての最初の活躍
第11章 《組曲第一番》、《岩》、チャイコフスキーの死
第12章 《交響曲第一番》への長い道のり
第13章 誤解された交響曲
第14章 ロンドンへの登場、モスクワでの治療
第15章 クリミヤ、イタリア、《ピアノ協奏曲第二番》
第16章 作曲の継続と結婚
第17章 変奏曲、前奏曲、子どもの誕生
第18章 二つのオペラ
第19章 失敗に帰した露革命、オペラの上演
第20章 ソナタ、交響曲、オペラの一部
第21章 《死者たちの島》と《ピアノ協奏曲第三番》
第22章 アメリカと《聖体礼儀》
第23章 一九一〇年、さらなる前奏曲と指揮
第24章 《絵画的練習曲》、シャギニャーン、歌曲
第25章 《鐘》と最後のソナタ
第26章 世界大戦、《徹夜祷》、最後の歌曲集
第27章 ロシアでの最後の曲、ペトログラードからの脱出
第28章 母国を離れた芸術家、最初のコンサートと録音
第29章 米国で完全に地位を確立したラフマニノフ
第30章 新たな二つのシーズン、さらなる録音
第31章 《ピアノ協奏曲第四番》、《三つのロシアの歌》
第32章 ピアニスト・ラフマニノフ
第33章 古典作品の録音と、他者による管弦楽化
第34章 セナールと《ラ・フォリア変奏曲》
第35章 《狂詩曲》と《交響曲第三番》
第36章 さらなる四シーズン、主要な録音
第37章 《交響的舞曲》
第38章 最後の録音、最終演奏旅行
第39章 終わりに臨んで
訳者あとがき
譜例一覧
各章注番号に対応する注釈
参考文献一覧
作品索引(ラフマニノフ以外の作曲家)
作品索引(ラフマニノフ)
人名索引
・版型:A5
・総ページ数:424
・ISBNコード:9784276226227
・出版年月日:2016/05/31
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ラフマニノフ生涯、作品、録音 / 音楽之友社【ネコポス不可】
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