商品説明
詳細情報
・編曲:寺嶋陸也
・A4判/40頁
・グレード:初〜中級
・演奏時間=約19分15秒
・ISBN 978-4-7609-1758-7
好評の混声版に続いて女声版の登場。コンセプトは既刊の唱歌の編曲集と同じく、シンプルななかにも味のある編曲になっている。「どこかで春が」と合わせて選曲してステージングをすることも可能。
<まえがき>
1872(明治5)年の学制公布で「唱歌」という教科が置かれ、日本で初めて洋楽が教育に取り入れられることになりました。はじめは「蛍の光」のように、欧米の曲に日本語の歌詞をあてはめ、日本の伝統文化と外国の歌とをなんとか結び付けようとしたものが多くみられますが、その後わずかのあいだに、欧米の曲ではなく日本人自身の手によって「唱歌」が作曲されるようになりました。それらは、こどものうたとして江戸時代の歌にくらべてまったく新しい内容をもったものでしたが、明治末期になると唱歌教育は富国強兵政策のなかで次第に硬直化し非芸術的になりました。それに反発するものとして、国際的な民主主義の高まりを背景としながら、1918(大正7)年創刊の雑誌『赤い鳥』をはじめとする児童雑誌を中心に童謡運動が展開され、その後10年ほどのあいだに数々のすばらしい歌を生み出すこととなります。しかし、昭和にはいってからは軍国主義による自由な創造活動への締め付けによって、この運動は次第に衰退してしまいます。
この曲集の歌は、いずれも大正時代のごく短い間に生まれた童謡です。当時学校の中で歌われることはほとんどなかったものですが、学校の外では、こどもたちに歌われただけでなく、おとなの心も揺さぶって、現在に至るまで歌い継がれてきました。第一線の詩人と作曲家が、芸術性を重視した歌曲を本気でこどものために創作しつづけたことは世界でも類の無いことで、その雰囲気と気品をこわさぬよう、先人たちのその姿勢に敬意を払った編曲を心がけました。なお、これらの曲の混声合唱版がすでに出版されています。
寺嶋陸也
・版型:A4
・総ページ数:40
・ISBNコード:9784760917587
・JANコード:4962864917589
・出版年月日:2015/08/01
【収録曲】
・赤い鳥小鳥
編曲:寺嶋陸也
・背くらべ
編曲:寺嶋陸也
・金魚の昼寝
編曲:寺嶋陸也
・てるてる坊主
編曲:寺嶋陸也
・どんぐりころころ
編曲:寺嶋陸也
・花嫁人形
編曲:寺嶋陸也
・靴が鳴る
編曲:寺嶋陸也
・赤い靴
編曲:寺嶋陸也
※収録順は、掲載順と異なる場合がございます。
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寺嶋陸也:女声合唱とピアノのための「赤い靴」〜大正の童謡編曲集2〜 / カワイ出版
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