商品説明
詳細情報
19世紀の最も著名な女性のひとり、その波乱に満ちた生涯。ピアニストにして作曲家、演奏会の主催者、教育者であり、芸術家として新しい美学の規範を確立したクララは、同時代の音楽界に大きな足跡を残した。しかし、偉大なローベルトの影にあって、世間ではあくまでも「シューマンの妻」でしかなかった・・・。本書は、定評あるロロロ伝記叢書の一冊で、あまた俗流解釈を排した堅実な伝記である。
本書は、できるだけクララ本人や関係者の生の文章を引用し、それをつなげて方向性を作り出してゆくという構成をとっている。したがって、憶測や仮説は排され、文章に生々しさがあり、説得力を得ている。巷間に流布しているロマンティックなクララ像とは異なるが、むしろこうした生き方の中にクララという女性の本当のたくましさを見出そうというのが本書の基本姿勢である。
目次
音楽家への道
二重生活
幸福と現実
演奏会—プログラム—戦略
作曲家として、ピアニストとして
郷愁、最後の調べ
索引
年譜
クララの楽旅 1832-88年
作品表
証言集
参考文献
図版一覧
・版型:四六
・総ページ数:264
・ISBNコード:9784393935859
・出版年月日:2014/09/13
商品レビュー
レビューを投稿する
クララ・シューマン モニカ・シュテークマン/著 / 春秋社
評価 | 必須 |
星をクリックして入力してください |
---|---|---|
ニックネーム | 必須 | |
タイトル | 必須 | |
コメント (200文字) | 必須 |
※コメントは承認制です。表示に時間がかかる場合があります。
※いただいた投稿の中に、不適切な表現がある場合は表示されません。
※ニックネーム・コメントに個人情報は記入しないでください。
※商品ページが削除された場合、投稿したコメントは削除されます。
カテゴリ名
ブランド名