商品説明
詳細情報
楽譜を「分析」してそれをどう「解釈」するのか、楽典を切り口に、楽譜に書かれていること、書かれなかったことを読み解き、独創的な演奏につなげる方法を考える読譜の入門書。
日本では、楽典、ソルフェージュ、演奏実技がそれぞれ独立して教えられ、楽譜も読めてソルフェージュ能力もあるのに、それらを統合した演奏表現に活かせていないことが多い。「あなたは、なぜそう弾くのか?」「なぜ作曲者はそう書いたのか?」「そして、あなたはそれをどう理解したのか?」——楽譜に書かれたものだけでなく、その背後にある「意味」を、自ら探り、学びとることで、表現は説得力をもち絶対的になり、それが独創的な表現につながっていく。本書は、そのためのさまざまな可能性の探り方を、具体的な譜例を多数挙げながら提示する。
ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)やヤマハマスタークラスのアナリーゼ関連の講座で人気を誇る著者は、これが初の著書となる。
序文
1.音階に意味がある
2.音程に意味がある
3.調に意味がある
4.和音に意味がある
5.拍子に意味がある
6.形式に意味がある
7.様式に意味がある
8.楽語に意味がある
9.歌詞に意味がある
10.音型に意味がある
11.強弱に意味がある
12.休符に意味がある
13.譜表に意味がある
14.練習問題と解答例
作曲家年表
あとがき
索引
・版型:B5
・総ページ数:176
・ISBNコード:9784276100237
・出版年月日:2014/08/10
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応用楽典 楽譜の向こう側 独創的な演奏表現をめざして / 音楽之友社
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