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20世紀イギリスを代表する作曲家ベンジャミン・ブリテン(1913-76)の評伝。日本語で読める初めてのブリテン関連書です。
著者マシューズは、弟コリンとともに、晩年のブリテンの作曲上のアシスタントを務めた人物。
ブリテンの生涯を簡潔に、要点を押さえて概観し、主立った名曲の誕生の背景やその音楽の特徴、初演の際の反響などを紹介。
ブリテンがその作品で追い求めたものは一体なんであったのかを、同業の作曲家ならではの鋭い眼で描き出しています。
目次(各章のタイトルはブリテンの作品名から取られている)
第1章 一人の男の子が生まれた
1913年、ローストフトでの誕生から王立音楽大学入学が決まるまで。
第2章 行って、遊んでおいで、坊や
王立音楽大学入学。マーラーらの作品との出会い。作曲活動の開始。
第3章 何よりも冷たい愛が
王立音楽大学卒業。父と母の死。ドキュメンタリー映画の劇伴の仕事を始める。ピアーズとの出会い。
第4章 アメリカは、君たちが決めたとおりの国になる
ピアーズと共に北米へ。
第5章 どこの港が平和を守ってくれるのか
良心的兵役拒否者として、創作・演奏活動に打ち込む。ティペット、デニス・ブレインとの出会い。《ピーター・グライムズ》初演。
第6章 固く結ばれた私たちの魂
《青少年のための管弦楽入門》。オールドバラに転居、翌年、オールドバラ音楽祭が始まる。
第7章 果てしない海原で
1951年《ビリー・バッド》初演。イモージェン・ホルストがブリテンのアシスタントとなる。《グローリアーナ》、《ねじの回転》初演。
第8章 眠りは癒しの力
レッドハウスでの暮らし。《ノアの洪水》初演。
第9章 平和の中で私は幻影を見つけた
ロストロポーヴィチとの出会い。チェロ・ソナタ、《戦争レクイエム》、《カーリュー・リヴァー》初演。
第10章 死が私に自由をもたらすだろう
手術と後遺症。《ヴェニスに死す》、《フィードラ》初演。その死まで。
・著者:デイヴィッド・マシューズ 訳:中村ひろ子
・版型:A5変
・総ページ数:272
・ISBNコード:9784393935781
・出版年月日:2013/12/20
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ベンジャミン・ブリテン / 春秋社
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