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●ケーラー・フルート第2巻作品33-2分析解釈練習法 校訂・解説 植村泰一
本書は初級用の「やさしい練習強」と名づけられてはいるもののやはり技術的音楽
的に確実な基礎とある程度の楽典の知識更に和声の知識を身につけてからの方が効
果があろう。例えばアルテスの第1巻を終えた後か菊2巻に入ってから併用するこ
とが望まレいが音楽の考え方練習の方法は教則本の欝1頁からでも応用すべきも
のであろう。・・・練習曲というとどうしても指の練習のためのものと思いがちであ
る。指の練習も大切なことであるが音符をなぞるだけでは音楽にならないことは言
うまでもない。音符の持つ意味と表情全体構成をよく理解レてそれを適切に表現
できるテクニックを身につけることによって音楽は完成に近づくわけである。テク
ニックは作曲の意図を表現するためのものであって演毒家の技術をひけらかすため
のものではない。ケーラーのこの練習曲はアンデルセンの練習曲と並んで楽譜の読
み方'音楽の解釈の方法のための優れた曲集である。著者の序文より
・版型:菊倍
・ISBNコード:9784883952618
・出版年月日:2011/12/14
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ケーラー・フルート第2巻・作品33−2 分析・解釈・練習法 / シンフォニア
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