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ワーグナーは歌劇(楽劇)の作曲に先立ってそのリブレットを詩劇として自ら書き下ろした。独自の文学作品と言うべき作品を平面に表現するのは難しい。また作品には、別々の歌詞が異なった歌い手たちによって同時に歌われる重唱や合唱など、いわゆるアンサンブルが多用されている。歌詞の複線的な進行を時系列的に書き表すことは不可能なので、テクストの脇に縦線などを引いて、その部分がアンサンブルであることを示した。本訳書ではバイロイト祝祭で作業楽譜に採用されているペータース版のヴォーカルスコアーの字句を用いることにしたが、必要に応じて他の版も引用している。他シリーズ同様、その場に合った豊富な訳注が貴重で、より作品の理解を深めることができる。華麗な第3幕への前奏曲に続いて演奏される「婚礼の合唱」(結婚行進曲)は、広く親しまれている。ワーグナー研究の第一人者による、決定版といえる新訳。ドイツ語と日本語ができるだけ同時に眼に入るようにブロックわけした組み方が画期的。初めて《ローエングリン》を観るひとも、精読派も学級派も満足いく翻訳。
・訳:高辻知義
・版型:A5変
・総ページ数:134
・ISBNコード:9784276355750
・出版年月日:2011/09/30
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ワーグナー ローエングリン オペラ対訳ライブラリー / 音楽之友社
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