商品説明
詳細情報
羊をめぐる人びとのお話・・・・・・・・・
どこまでも広がる北の大地に羊がよく似合う。
昭和30年頃の日本には約90万頭の羊がいた。
今ではわずか1万数千頭。国産モノは幻といえる。
そのうちの半分以上が北海道にいる。
北海道といえば「ジンギスカン」。
実は北海道で食べられているジンギスカンの
99%が輸入モノ。
それでも北海道の食べ物として人気がある。
そもそも羊が日本に入ってくるのは明治になってから。
日本人と羊肉の関係はそれほど古くはない。
かつては、羊毛を取るために飼われていた羊を
処理するためにジンギスカンが行われるようになり
食文化として成長した。
冬が終わり春になって鍋を囲んで楽しむ。
かつては安い肉の代表がジンギスカンだった。
ジンギスカンは庶民の味であり味方でもあった。
それぞれの家庭にはそれぞれのジンギスカン料理がある。
頭の先から尻尾まで残らず食べつくす。
ジンギスカンのイメージもそれぞれの人で違うことも知った。
特に北海道では自分の好きなジンギスカンが
それぞれにあることが分かった。
なんと奥深い魅力のジンギスカン。
本書は「羊」に人生を賭けた人たちの物語である。
・北野 麦酒
・版型:四六判
・総ページ数:143
・ISBNコード:9784779123023
・出版年月日:2017/02/27
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北海道 ジンギスカン四方山話 / 彩流社
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