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私の記憶が正しければ、2021年4月29日倉敷で開催された某演奏会の打ち上げで、我が敬愛する矢木正明先輩からこの作品の委嘱を受けました。はい、酔った勢いでしょうか、このように打ち上げの席で委嘱されることが多いのです。当初2021年の秋頃に初演する予定だったのですが、このコロナ禍で開催が約1年伸びてしまいました。その分、長期間練習できたことの相まって、とても素晴らしい演奏を披露して下さいました。
矢木先輩が素晴らしい曲目解説と演奏のアドバイスを書いて下さったので、私の解説は例によってこんな具合に煙に巻いております。先輩からの委嘱なので、作曲料を頂く訳にはいきません。ですからこの作品は「献呈」させて頂きました。てな訳で、この楽譜が売れてくれないと・・・・・・(天野正道)
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この曲は、私のリサイタルに向けてお願いしたものです。
今や、吹奏楽界では不動の地位を築いた天野正道氏に、直接お願いすることができました。同じ国立音楽大学出身でもある天野氏は快く引き受けてくれ、「献呈」という形で、このような素晴らしい曲を書いてくださいました。
初演は、2022年9月21日、「矢木正明フルートリサイタル」です。
「Arioso et Allegro」の題名のように、二つの部分からできています。
Ariosoは、少し牧歌的な想い出を語るようにささやくような旋律をピアノとフルートとで紡ぎながら、独特のハーモニーで素敵な世界観を醸し出します。
ジャズ的なリズムやダウングリッサンドの指示などもあり、さまざまな色彩を見せながら進み、初めの形に戻ると、消えるように、次への期待と緊張感を持って着地します。
Allegroは、タランテラを思わせる8分の9拍子で低音域での怪しげな速い動きで始まり、3小節に一回8分の6拍子を挟んで、これで1セット。これが4回。この動きが最後まで支配します。低音域のmp で始まった音楽が、違うキャラクターを挟みながら徐々に発展していき、そして、最後は3オクターブ目の高音域のffで決然と言い切って終わります。
天野氏は時々楽譜の中に「暗号」を隠すことがあるそうですが、私はこの曲に「暗号」を見つけることはできませんでした。興味がある方は探してみてください。(矢木正明)
Fl./Pf.
・版型:A4
・JANコード:4560318478558
・出版年月日:2022/11/17
【収録曲】
・フルートアンサンブル楽譜 アリオーソとアレグロ
作曲:天野正道(MASAMICZ AMANO)
※収録順は、掲載順と異なる場合がございます。
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フルートアンサンブル楽譜 アリオーソとアレグロ / フォスターミュージック
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